
2013年2番目の新製品は、格調高く、威厳に満ちたブラックタイとなります。
ブラックタイはもともと、夜間の晩餐会、パーティでの礼服で、タキシードとともに着用されるもので、そのドレスコードの名称にもなっています。
ブラックタイと言えば、ホロヴィッツのイメージは薄く、彼が締めているのを1度も見たことがないと思いきや、ちゃんと写真が残されていました。

写真は、1976年のカーネギー・ホール85周年を祝った"The Concert of the Century"=史上最大のコンサート。ホロヴィッツの他、メニューイン、ディスカウ、ロストロポーヴィチ、バーンスタイン、スターンという目玉が飛び出そうな超豪華スターが一同に会した文字通り世紀のコンサートのステージで、その全員がお揃いのタキシードに大小まちまちのブラックタイを着用し、ヘンデルの「メサイア」の“ハレルヤコーラス”を唄う姿ですが、全員がそれぞれの形をしたブラックタイをしている中、ホロヴィッツのブラックタイは、いつもの如く、ホロヴィッツだけの極上の形をしているのでした。
今回、この““ホロ爺のブラックタイ”=英名“Off Key Hallelujah”と命名しましたタイも、前回発売の“ザ・ラスト・ロマンティック”同様、剣巾は3.5インチ=8.89cmのグランディサイズで、きっちり締め上げると、ホロヴィッツのようにアゲハ蝶が羽ばたいているようで非常にロマンティックなシェイプに結び上がります。
2013年5月27日
ホロ爺のボウタイショップ
代表 有村英仁