
1992年11月のハワイ旅行においてのエルメス・ホノルル店におけるエルメスのカレ(スカーフ)生地で作られたボウタイ(私はカレボウタイと呼んでいます)の数々との出会いは、私を決定的なボウタイ愛好家への道に突き進ませることになりました。
世界中の女性の憧れの的であるエルメスのカレから作られたボウタイは、それはもう、この上なく柄・色彩がゴージャスで美しく、現在まで私の集めたエルメスのカレボウタイが、それぞれ、どのカレから取られた物であるか、その“元カレ”をリサーチし、「私立元カレ探偵社」としてvol.11までホロ爺ブログに発表しています。そして、私自身、現在も変わらぬカレボウタイ愛好家であり、その収集を続け、調査活動も続行中です。
小紋などのネクタイ柄と違って、スカーフのプリント生地からボウタイを取る場合、ボウタイの左右裏表4面すべてが異なった柄となり、どれを表面に持ってきて結ぶかで「1本で4本分のボウタイを楽しむことができる」という醍醐味があるのです。
今回、ホロ爺のボウタイショップWEB5周年を迎え、それを記念して、独自に入手しましたスカーフ・ドレス用のシルクサテンのプリント生地(エルメスではありません)でカレボウタイを少数製作してみました。ボウタイの剣巾は3.0インチ(≒7.62cm)で、敬愛するホロヴィッツのボウタイを彷彿させる縦長でパピヨン(アゲハ蝶)のようなフォルムとなるので、このシリーズは、「カレパピヨン」と名付けます。ゴージャスなカレパピヨンでパーティーに出掛けてみられませんか。
2015年5月23日
ホロ爺のボウタイショップ
代表 有村英仁