
ホロ爺のボウタイショップWEBを立ち上げましてから、お陰さまで、本日で5年が経過いたしました。 そもそも、事の始まりは、下の私の描きましたデザイン原画のボウタイが、遠くシカゴのROBERT DASKAL社の2代目社長Arlene Bunis Daskal及び社専属アーティストのHanna Pairとの出会いによって6年前に実現、製品化されたことでした。(製品化の経緯はWEBトップページの下の方の枠内の<開店のごあいさつ>以下に詳しく記してございます)

ホロヴィッツに捧げて、“カルメンボウタイ”と名付けましたこのボウタイに色んなカラーバージョンを増やし、それを拡売するために5年前の2009年5月1日に当WEBを立ち上げ、以降、カルメンスカーフ、カルメンネクタイなどの新製品も加わり、Hannaの手描きによる波打ったウェービング鍵盤があしらわれた商品は、昨年末に惜しくも生産完了を迎えるまで、それを愛するお客様の元へと旅立ってまいりました。 カルメンボウタイは、発売以来、多くのピアニストやアコ―ディオニストの方々に愛用されてきましたが、完成のわずか2ヶ月後に高木竜馬さんによりイギリスのリーズ国際ピアノコンクールにてステージデビューし、生産終了後の2015年3月には、同じ高木竜馬さんにより浜松アクトシティでの浜松国際ピアノアカデミーコンクール及び2週間後のウィーンで開催の"The 38th Rombro-Stepanow Competition"のステージで使用され、見事、第1位として表彰された竜馬さんの胸元を飾るという栄誉に恵まれました。 また、2010年の第16回ショパン国際ピアノ・コンクール第2位のインゴルフ・ヴンダー/INGOLF WUNDERさんによっても数多くのステージで使われ、ヴンダーさんのYOU TUBE公式アカウントにブラックのカルメンボウタイ姿でリストのロ短調ソナタを弾くライヴ演奏の動画がアップされています。
また、2015年8月28日にドイツグラモフォンから、ポーランド国内において先行発売されましたヴンダーさんのCDアルバム"CHOPIN AND LISZT IN WARSAW"のジャケット&ライナーの裏表紙にホワイトのカルメンボウタイ姿のカットが使われました。

現在、ホロ爺のボウタイショップがありますのも、この“カルメンボウタイ”あってのこと、そして、“カルメンボウタイ”が生まれるにおいてのArleneとHannaとの出会い、WEB立ち上げまで励ましてくれた友人達、商品を買って愛して下さるお客さま、WEBやホロ爺ブログを訪れてくれる方達に感謝しつつ、このカルメン鍵盤柄を忘れないよう、オープン5周年を記念し、この柄のマスキングテープを製作し発売させていただくことにしました。カルメンボウタイは生産終了となりましたが、カルメンマスキングテープ(通称カルメンマステ)として復活します。テープの始まりからおしまいまでカルメン鍵盤柄が途切れることなく永遠に続きます。カルメンボウタイよ、永遠なれ!
2015年5月1日
ホロ爺のボウタイショップ
代表 有村英仁