
2013年最初のニューカマ―は、このグレー一色のボウタイとなります。
1965年の有名なヒストリック・リターンでは、ホロヴィッツはなんと、ボウタイではなく、ネクタイを締めてコンサートに挑んでいますが、それより後のコンサート本番では、彼は一貫してトレードマークであるこのグレーのボウタイで生涯通しました。現在、動画にて視聴できる1978年のカーター大統領に招かれた"ホワイトハウスコンサート"、1982年のチャールズ皇太子に招かれた"HOROWITZ IN LONDON"、1986年の"HOROWITZ IN MOSCOW"といずれもこのグレーのボウタイを締めていますが、このどれもが少々、質感が異なって見えます。現在、イェ―ル大学のライブラリーの資料にて、ワンダによって2本寄贈されたらしいホロヴィッツのボウタイの内のグレーの1本の画像を見ることができますが、それは、HOROWITZ IN MOSCOWの動画でも確認できるように、細かい千鳥格子(houndstooth check)になっています。
今回発売しますこのグレーのタイは、千鳥格子ではなく、ホワイトハウスでのコンサートの動画で見る質感と非常に似ているヘンレグレー色のベタ染めのシルクツイルです。剣巾はグランディサイズで、きっちり締め上げると、ホロヴィッツのようにアゲハ蝶が羽ばたいているようで非常にロマンティックなシェイプに結び上がります。そして、このタイの名前には、もうこの名称しかないでしょう
ー "ザ・ラスト・ロマンティック/THE LAST ROMANTIC!"
2013年1月17日
ホロ爺のボウタイショップ
代表 有村英仁
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*Made in Chicago,U.S.A.
*剣巾/3.5インチ=8.89cm(グランディサイズ)
*ホワイトハウスコンサート/ショパン・ワルツop.34-2
3:15あたりからホロヴィッツの顔とグレーボウタイのズームアップになります。